feat. The Clash
別に彼等を好きなわけじゃ
なかったよ。
彼等はいつも、女の子を連れ歩き
昼間っから酒やドラッグを浴びては
他のグループと賭け事に
明け暮れていた。
夜は変な連中しか来ない
ライブハウスに出ちゃ騒音をかき鳴らし
唾をかけられたりして、しょっちゅう
トラブルを起こしていたしね。
彼等の演奏する音にも
ウンザリしていたよ。
それでも、一緒にいたのは
彼等は僕の存在を
認めてくれていたから――
彼等と過ごすようになった僕は
喧嘩やドラッグにポーカー、それと
Sex Pistols や The Clash
を覚えていった。
◇ ◇ ◇
週末のライブが終わった後は
決まって大勢の仲間が、集まっていた。
その度、みそっかす扱いの僕は
雑用を言いつけられ、追っ払われた。
あの日も、一人フラットに戻り
ギターを爪弾いてると、ドアが開いた。
リンダだった。
「あら坊や、いたんだ?」
彼女は隣に腰を下ろすと
僕のふかしていた煙草を取り上げ
自分の唇に挟み、ゆっくり煙を吐いた。
「坊やさ、良い声質持ってるんだから、煙草やドラッグは止めな。大事な時期でしょ?」
この頃、僕は丁度
変声の時期を迎えていて
喋るのが億劫になっていた。
でもリンダは、他の女の子達と違って
ちょっと変わっていたからか
一緒にいるのは、心地良かった。
彼女はクールで、マイペースで
淡々とした感じが
なんだか格好良かったんだ。
エースも他の男には
手出しさせなかったしね。
しかし、リンダは言う。
パンク・ロックは70年代後半が全盛期みたいですね。パンクは全然分からないので、取り敢えず代表的な2つのバンドを改めてチェックしてみると、セックス・ピストルズの曲は全く知らなかった(汗)クラッシュは『London Calling』(1979) が有名だけど、CMでも流れている『I Fought the Law』(1979) が、カバーらしいけどカッコ良い!
こうして映像を見ると、ファッション的にはパンクな感じがしないんだけど、Wikiによるとパンク・ファッションとパンク・ロックは、別ものらしいです。なる程( ˙o˙ )
こうして映像を見ると、ファッション的にはパンクな感じがしないんだけど、Wikiによるとパンク・ファッションとパンク・ロックは、別ものらしいです。なる程( ˙o˙ )
The Clash - I Fought the Law
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